【第二章-後編-】~売れないホストが経験したリアルの全て。~
皆さんおはこんばんにちは、音弥です。前回からかなり期間が空いてしまいましたが、今回も前回の続きから書いていきます!
※前回の記事
【第二章】ホストを続ける決意(後編)

大変だったが充実した日々
歌舞伎町のメンズナックルに載っていた超有名店ホストクラブC店に入店した僕は、体験入店の翌日からもう出勤しました。このお店ではタイムカードがあり、ケータイのお財布機能で出退勤を押してました。近未来的でかっこいいとバカなことを考えていました。
ですが、初出勤で相変わらずかなり緊張してました。初回もヘルプも、キャストとの会話すらうまく出来なくて、悔しい思いをしてました。酒も飲めない、話もつまらない、初回も思った様に接客できない。完全に自分の力のなさを思い知りました。正直、開始1週間で辞めようか考えてました。それでももうあんな退屈な日々に戻りたくないという思いで必死に食らいついてようやく、少しお店に慣れて来た頃の事でした・・・。
小さな原因・大きすぎる影響

営業後、先輩や同期の何人かと話しをしている時、話の流れでみんなのチ〇コの大きさの話になりました。そして、なんと店内で何人かがチ〇コを出し、大きさや太さを比べ出しました。「誰のチ〇コが一番でかい」「誰のチ〇コが一番太い」等。
とにかく若い男の低俗な話題が苦手だった僕は、こんな超有名店で働いている人がこんな会話をしていることに正直ドン引きしました。地元の仲間と同じような話はしていましたが、そこはレベルの低い人間の話題だと妥協していましたし、流石に田舎でも見せたりはなかったので、僕にとってはその光景がとても信じられない光景でした。
更に、同期や先輩の対象は僕に矛先が向かい、その場の全員から「空気読め」「これくらい出来なきゃ売れない」とか色々言われました。けど、そんなノリに慣れてない僕は頑(かたく)なに拒みました。その結果、その場にいた全員の視線が一気に冷たくなりました。そして、僕はその日をさかいに一気にC店に馴染めなくなりました。
-- それから数日 --

あの日以来、僕に対して、みんなが態度を変えるとかそういったことはありませんでしたが、「またあんな話題になったらどうしよう」という恐怖から、僕はまた自分の殻にこもりだんだんと孤立するようになっていきました。
こんな環境で仕事を続ける気にもなれず、自分を出せない僕は悩んでいました。『ここでやる!』と決めた初日の情熱も忘れ、向上心もなくなり、ただ毎日自分が傷つかないようにただやり過ごしていました。なんとも自分が情けないです。これじゃ、ホストをやる前と何も変わらない…。また、つまらない毎日の繰り返し…。
そんな時、友人から一本の電話がありました。

友「もしもし、久しぶり元気にしてた?」
音「久しぶり、まぁ元気だよ。どした?」
友「そっか、今仕事何してるの?」
音「今?今は一応歌舞伎町でホストやってるよ?辞めようか迷ってるけどね。」
友「そうなんだ、今俺もホストやってるから、もし良かったら一緒にやらね?」
音「どこでやってるん?」
友「T県だよ。元々お前が働いていたところの近く」
音「そうなんだ、まぁ、ちょっと考えておくわ」
この日から、僕の頭の中に友人の言葉がチラつきだしました。自分が悪いとわかっていても日々孤立する職場での辛さから友人の誘いに魅力を感じるようになっていきました。
そして、僕はその年の大晦日。
僕は、憧れのと挑戦の街、歌舞伎町から逃げるように実家の田舎に帰りました。そして友人と一緒に地元のホストクラブで働くことになりました。在籍していたC店を辞め友人のいるL店に体験入店に行きました。そう僕は自分自身が軽蔑していた、元のしょうもない生活やホストクラブに逆戻りしてしまいました。そう、僕はまた逃げていたんです。
>次の章
音弥的感覚】~第三章~自分に勝つためにホストを続けた-前編- 〜ダメホストが経験した全て。
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【第二章】ホストを続ける決意(後編)

大変だったが充実した日々
歌舞伎町のメンズナックルに載っていた超有名店ホストクラブC店に入店した僕は、体験入店の翌日からもう出勤しました。このお店ではタイムカードがあり、ケータイのお財布機能で出退勤を押してました。近未来的でかっこいいとバカなことを考えていました。
ですが、初出勤で相変わらずかなり緊張してました。初回もヘルプも、キャストとの会話すらうまく出来なくて、悔しい思いをしてました。酒も飲めない、話もつまらない、初回も思った様に接客できない。完全に自分の力のなさを思い知りました。正直、開始1週間で辞めようか考えてました。それでももうあんな退屈な日々に戻りたくないという思いで必死に食らいついてようやく、少しお店に慣れて来た頃の事でした・・・。
小さな原因・大きすぎる影響

営業後、先輩や同期の何人かと話しをしている時、話の流れでみんなのチ〇コの大きさの話になりました。そして、なんと店内で何人かがチ〇コを出し、大きさや太さを比べ出しました。「誰のチ〇コが一番でかい」「誰のチ〇コが一番太い」等。
とにかく若い男の低俗な話題が苦手だった僕は、こんな超有名店で働いている人がこんな会話をしていることに正直ドン引きしました。地元の仲間と同じような話はしていましたが、そこはレベルの低い人間の話題だと妥協していましたし、流石に田舎でも見せたりはなかったので、僕にとってはその光景がとても信じられない光景でした。
更に、同期や先輩の対象は僕に矛先が向かい、その場の全員から「空気読め」「これくらい出来なきゃ売れない」とか色々言われました。けど、そんなノリに慣れてない僕は頑(かたく)なに拒みました。その結果、その場にいた全員の視線が一気に冷たくなりました。そして、僕はその日をさかいに一気にC店に馴染めなくなりました。
-- それから数日 --

あの日以来、僕に対して、みんなが態度を変えるとかそういったことはありませんでしたが、「またあんな話題になったらどうしよう」という恐怖から、僕はまた自分の殻にこもりだんだんと孤立するようになっていきました。
こんな環境で仕事を続ける気にもなれず、自分を出せない僕は悩んでいました。『ここでやる!』と決めた初日の情熱も忘れ、向上心もなくなり、ただ毎日自分が傷つかないようにただやり過ごしていました。なんとも自分が情けないです。これじゃ、ホストをやる前と何も変わらない…。また、つまらない毎日の繰り返し…。
そんな時、友人から一本の電話がありました。

友「もしもし、久しぶり元気にしてた?」
音「久しぶり、まぁ元気だよ。どした?」
友「そっか、今仕事何してるの?」
音「今?今は一応歌舞伎町でホストやってるよ?辞めようか迷ってるけどね。」
友「そうなんだ、今俺もホストやってるから、もし良かったら一緒にやらね?」
音「どこでやってるん?」
友「T県だよ。元々お前が働いていたところの近く」
音「そうなんだ、まぁ、ちょっと考えておくわ」
この日から、僕の頭の中に友人の言葉がチラつきだしました。自分が悪いとわかっていても日々孤立する職場での辛さから友人の誘いに魅力を感じるようになっていきました。
そして、僕はその年の大晦日。
僕は、憧れのと挑戦の街、歌舞伎町から逃げるように実家の田舎に帰りました。そして友人と一緒に地元のホストクラブで働くことになりました。在籍していたC店を辞め友人のいるL店に体験入店に行きました。そう僕は自分自身が軽蔑していた、元のしょうもない生活やホストクラブに逆戻りしてしまいました。そう、僕はまた逃げていたんです。
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